レビー小体病型認知症とは?

nmp-lewy-photoレビー小体は、異常なタンパク質が脳の神経細胞内にたまったもので、主に脳幹(のうかん)に現れるとパーキンソン病になり、さらに大脳皮質*(だいのうひしつ)にまで広くおよぶと、レビー小体型認知症(DLB)になります。ただし、原因は今のところわかっていません。
*大脳の表面を縁どっている神経細胞の集団

レビー小体型認知症には、特徴的にあらわれる症状があります

★ ポイント
初期には、物忘れとともに、具体性のある幻視(ネズミが動き回っている、子供がベッドの上にいるなど)がみられます。それに伴って妄想(もうそう)や異常な行動があらわれることもあります。

★ ポイント
日や時間帯によって、頭がはっきりしている状態とボーッとしている状態が入れ替わり起こるのも特徴です。

★ ポイント
手足や筋肉のこわばり、動きの鈍さ、小股歩行(こまたほこう)、無表情など、身体的症状をきたします。これらはパーキンソン症状といわれるものです。

パーキンソン病の代表的な症状

パーキンソン病は、脳の異常のために体の動きに障害があらわれる病気です。
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脳の異常:中脳の黒質

中脳の黒質には、ドパミン* を産生する神経細胞があります。パーキンソン病やレビー小体型認知症では、それが衰えてなくなり、ドパミン*の量が減ることにより、様々な運動症状が出現します。
*運動の指示や調整をする神経伝達物質
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ドパミンの産生、放出と回収

黒質のドパミンを産生する神経細胞は、神経線維を線条体という所に伸ばし、ここにドパミンを運びます。
運ばれたドパミンは、神経線維の末端から放出され、信号が伝達します。
また、あまったドパミンは、ドパミントランスポーターという所から回収されます。
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黒質のドパミンを産生する細胞をスペクト(SPECT)という検査で調べる。

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nmp-spectSPECTという検査で、黒質のドパミンを産生する細胞が衰えているかどうかを鋭敏に調べることができます。
この検査は欧米では既に使われており、安全性も確認されています。
あなたがパーキンソン病や、レビー小体型認知症であるかがわかります。

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